太陽光発電の5つのデメリット

環境にやさしく、家計にも優しいという事で、最近導入する人が増えてきている太陽光発電ですが、誰しもが太陽光発電で得をするというわけではありません。導入してから、公開することになってはいけませんので、事前に太陽光発電のデメリットを確認しておきましょう。

1高額な初期費用

太陽光発電を導入するための金額は高額で、四人家族の1軒分の電気を賄うシステムを導入するとして、おおよそ200万前後がかかります。ただ、一度導入してしまえばあとは殆どお金がかかることはありません。メンテナンスも特に必要なく、故障も少ないです。仮に故障したとしても、大概の業者は無料保証期間を設けてくれているので、無償で修理してもらえます。ですので、導入する時は、初期費用が確実に回収できるかどうかを考えるようにしましょう。

2天候に左右される

当然ですが、太陽光発電は太陽の光で発電するので、天候によってその日の発電量は左右されます。ですので、太陽光パネルを設置する場所の日当たりが良いか悪いかが重要になってきます。積雪地帯でしたら、冬は雪がパネルにつもり発電が出来ないということもあるので、注意しましょう。

ただ、使い切れなかった電気は電力会社に売ることも出来ますので、冬以外の日射量が多ければ導入しても大丈夫かと思います。大事なのは年間で利益があげられえるかどうかなので、トータルで利益が出そうでしたら導入しても良いかもしれません。逆に、年間の日射量が少ない家や場所などでは、たとえ冬に雪が降らないとしてもやめておいた方が良いでしょう。

3家に負担が掛かる

太陽光パネルはとても重く、設置料によっては数百キロする場合もあります。建って間もない家でしたら、問題はないでしょうが、築年数の経っている古い家や震災などでダメージを受けている家は、老朽化に拍車がかかってしまう場合があります。また、悪い業者にあたってしまうと、工事の際に屋根を傷つけられ雨漏りが起こってしまう場合もあります。ですので、工事の際の業者選びはしっかりするようにしましょう。また、業者が難色を示した場合には残念ですが、太陽光発電をあきらめるのが良いでしょう。

4自然災害で壊れる場合があ

太陽光パネルは屋根の上に設置するので、台風や竜巻などで壊れる恐れがあります。こういった自然災害で壊れたというのはあまり聞かないケースなのですが、頭に入れておくのとおかないのでは違いますので、デメリットの一つとして自然災害もあるという事を覚えておいてください。仮に壊れてしまっても、無料保証期間中でしたら無償で直してもらえると思うのでそこまで心配することではないかもしれません。

ただ、あまりにも台風の被害が大きかったり多かったりする地域ではやめておいた方がいいかもしれませんね。太陽光発電は停電時の予備電源になったりもするので、災害のことを考えると一長一短ですね。

5ライフスタイルと電気料金

余った電気は電力会社に売ることが出来るのが、太陽光発電のメリットです。しかし、電気の買い取り価格が年々下がってきています。その逆に電気料金はあがっていますね。つまり今まででしたら、日中電気を使わずに、その電気を売った方が得だったのが、今後はその逆で、電気を売らずに自分たちで使った方が得になる可能性が出てきました。ですので、あなたのライフスタイル次第では今後の利益の得方が変わってくるかもしれませんね。

また、家族のライフスタイルがバラバラで昼も夜も常に電気を使っているという家庭では、あまりメリットが受けられない可能性もあります。