太陽光発電の費用相場

太陽光発電を設置することで、電気代を安く抑えたり、余った電気を売ったりと様々なメリットがあります。しかし、安い買い物ではないので、ちゃんとした業者に設置を依頼しないと大きな損をしてしまう場合があります。

損をしないためにも、太陽光発電を始める前に、しっかりとした知識を持っておく必要がありますね。今回はその知識の中でも最も重要な太陽光発電の費用相場について説明したいと思います。

kw単価相場は35~45万/kw

太陽光発電は1kwあたりにつきおよそ35万円から45万円が現在の相場となっています。4人家族の一軒家の電力を賄うためには約4kwから5kwが必要とされていますので、一軒家でしたらおよそ200万円が太陽光発電を開始するためにかかると言えるでしょう。

kw単価とは?

太陽光発電を導入するためにかかる費用はkw単価でみるのが良いとされています。kw単価とは1kwの電力を生み出すシステムにいくらかかるかというものです。Kw単価が安いほどお得だという事ですね。では何故kw単価で費用を見る必要があるのでしょうか?

kw単価で太陽光発電の費用を見る理由

何故kw単価でみるかというと、それは業者の見積書に理由があります。先ほどのグラフのように、太陽光発電の導入にかかる費用にはパネル以外にも、工事費や接続関係費などがかかってきます。そして、業者の見積書にはその総計と発電量が記載されます。

例えば以下のように業者AとBがあるとします。

ぱっと見業者Bの方が安そうに見えますよね?では、これをkw単価で見てみましょう。kw単価の計算方法は総価格÷総発電量です。この計算式に当てはめて計算すると…

価格÷発電量=kw単価
業者A160 ÷ 4.00 = 40
業者B135 ÷ 3.00 = 45

kw単価は安い方がお得なので業者Aの方がお得だという事がわかりますね。このように価格だけではわかりにくい業者の見積もりも、kw単価で見ることによってどこが一番お得なのか簡単にわかることが出来るのです。

最後に

太陽光発電は建物の状態や立地によってkw単価が相場よりも高くなるケースも多いですが、kw単価の計算方法さえ知っていれば、お得な業者を選ぶことが出来たり、悪徳業者に高いお金を取られてしまったりという事もなくなると思います。太陽光発電は決して安い買い物ではないので、正しい知識を身に着け失敗の無いようにしましょうね。